Dell PowerVault 132T LTO Performance Considerations for Tape Drives and Librar - Page 109
Ultra160, RAID 0
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Page 109 highlights
STR)。STR 1 STR STR RAID RAID の概要 RAID RAID RAID LUN RAID Ultra160 1 40 MB 5 台 の RAID 0 200 MB Ultra160 160 MB SAN I/O RAID RAID 109
テープドライブとライブラリのパフォーマンスに関する考慮事項
109
ファイルが小さいほど、ドライブはファイルをディスクとの間で読み取り
/
書き込みするた
めの「シーク」が多くなります。したがって、多くの小さなファイルを転送する際には、
ディスクの読み取り
/
書き込みが
非
常に
遅
くなりがちです。
順次的
/
持続的転送速度(
STR
)。
STR
は、ドライブが実際にそのプラッターからデータを読
み込んだり、プラッターにデータを書き込んだりする速度を測定したものです。バック
アップされるデータが
1
つの大きな
連続
したファイルである場合、持
続
的なスループット
はドライブの最大
STR
に近くなります。ただし、実
環境
においてはデータの
削除
と書き込
みが
繰
り
返
されるため、データはプラッター
内
のあちこちに
散
在しています。ハードドラ
イブのデフラ
グ
を
行
うと、速度をそのドライブの最大
STR
に近
づ
けることができます。
バッファ(キャッシュ)。
バッファとは、
直前
に書き込みや保
存
が
行わ
れたデータを保持し
ておく、ドライブ上のメモリ
容量
のことです。バッファが大きいほど、保持できるデータ
量
は多くなり、ディスク上のデータをシークする時間が短縮されます。
ハードウェア
RAID
構成に関する考慮事項
RAID
の概要
本項では、通常の
RAID
構成の概要を示し、
RAID
構成がバックアップと復元の速度に与える
影響について説明します。
RAID
アレイとは、単一のストレージシステムまたは
LUN
として
動作する一組のハードディスクのことです。理論上、各ハードドライブのチャネルを通じて
一度にデータを転送できるため、全体のスループットは、アレイ内のドライブの総数の倍数
から、以下の各項で説明するオーバーヘッドと冗長性を差し引いたものになります。
RAID
構成の場合は、インタフェースの速度が
重
要になります。
各
ドライブはインタフェー
スの帯域幅を共有しているからです。たとえば、シン
グ
ルの
Ultra160
ドライブ
1
台
では、
最高速度は
40 MB/
秒です。したがって、同一のドライブタイプで構成されるディスク
5
台
の
RAID 0
アレイは、
200 MB/
秒で読み取り
/
書き込みができるは
ず
です。ただし、
Ultra160
のインタフェースはアレイの最大速度を
160 MB/
秒に限定します。
外付
けディスクアレイは、
SAN
の場合は特に、
キャ
ッシュメモリが
豊富
に
搭載
され、
I/O
パ
フォーマンスが大幅に向上している場合があります。この
キャ
ッシュにより、アレイに書
き込
む動作
のパフォーマンスが大幅に向上し、
頻繁
にアクセスするデータを
格納
すること
で読み取りのパフォーマンスも向上します。テープのパフォーマンスに対する影響に関し
ては、
キャ
ッシュにより、アレイにデータを
復元
したり、アレイからデータをバックアッ
プしたりする際の
RAID
の制限のほとんどが
隠
されます。ただし、
キャ
ッシュを
搭載
した
外付
けアレイからのバックアップ
動作
には、
依然
として
RAID
構成の制限による影響が
見
られる場合があります。
依然
としてディスクから読み込まなければならないデータがある
ためです。