Dell PowerVault 132T LTO Performance Considerations for Tape Drives and Librar - Page 114
SAN 構成
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www.dell.com | support.dell.com SAN 構成 FC SCSI SCSI LVD SCSI では 12 m 2 Gb FC 300 m SCSI FC は SAN FC FC 1-5 図 1-5 2 Gb = 200 MB/ 秒 ホスト 受信 2 Gb = 200 MB/ 秒 送信 SAN FC SAN では FC FC 2 Gb FC 200 MB 200 MB 1 Gb 2 2 Gb 3 SAN 1-6 114
114
テープドライブとライブラリのパフォーマンスに関する考慮事項
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SAN
構成
ファイバーチ
ャ
ネル(
FC
)は多くの
点
で
SCSI
よりも
優
れています。ま
ず
、
SCSI
の
距離
制限
が
克服
されており(
LVD SCSI
では
12 m
なのに対して、短
波
の
2 Gb FC
リンクでは
300 m
)、データの転送速度も高速です。
SCSI
のようなバス
ベ
ースのアー
キ
テクチ
ャ
ではな
く、シリアルネットワークプロトコルとして、
FC
は
SAN
の実
装
にとって最適なプロトコル
ともなっており、データストレージリソースの
統
合を可能にしています。また、
FC
の
各接
続
は送
信
リンクと
受信
リンクで構成され、
全二重動作
が可能になっています。このため、
データを
双
方向に同時送
信
できます。したがって、シン
グ
ルの
FC
接続
によるバックアップ
動作中
に、
通信
を
交代
せ
ず
にソースとテープとの間でデータの読み取り
/
書き込みを
行
うこ
とができ、
接続
の帯域幅は事実上
倍加
します。
図
1-5
を参照してください。
図
1-5
ファイバーチャネルリンクの図
テープライブラリを
SAN
で構成しても、パフォーマンスに影響を与えるさま
ざ
まな要因が
あります。たとえば、
FC
リンクの速度、ソースとテープライブラリの間のデータフロー、
外付
けストレージアレイのパフォーマンスの限
界
などです。ソリューションの
全体
的な
セットアップと
管
理について理
解
していれば、これらの要因の多くは
回避
することができ
ます。
SAN
では
FC
プロトコルによって
広
いデータ帯域幅が
提供
されているものの、
FC
リンクに
よってパフォーマンスが制限されるような
状況
を
避
けるには、テープドライブに対して適
切
な
配
慮が必要です。
2
ギ
ガ
ビ
ット(
Gb
)による
FC
リンクのデータ転送速度は、
200 MB/
秒です(すな
わ
ち、送
信
リンクと
受信
リンクでそれ
ぞ
れ
200 MB/
秒)。したがって、複数の
テープドライブを同一リンクで
操作
しようとすると、リンクの
総
帯域幅を
超
える場合があ
ります。ホストがレガシーの
1 Gb
アダプタで
動作
している場合、
2
台
のドライブにデータ
をバックアップするだけでパフォーマンスが大幅に限定される可能性があります。
したがって、
2 Gb
のリンク上で
3
台以
上のテープドライブを同時に使用する場合は、
単
一
のリンクに
頼
るのではなく、バックアップをいくつかの
接続
に分
散
する必要があるかもし
れません。このような場合に、
SAN
ソリューションのト
ポ
ロジを理
解
しておくと役に立ち
ます。バックアップ
動作中
にソースから読み取られ、テープに書き込まれるデータパスを
追跡
しておけば、
管
理者がボトルネックの可能性を認
識
するのに役立ちます。
何
らかのボ
トルネックが確認された場合は、構成に応じて対
策
を
講
じることができます。たとえば、
複数のドライブを一度に
操作
する必要のあるバックアップソリューションの場合は、テー
プハードウェアを別々のファブリックに分
割
すると、
接続
の分
割
によってパフォーマンス
が向上する可能性があります。
図
1-6
を参照してください。
ホスト
ファイバー
チャネル
デバイス
送信
受信
受信
送信
2 Gb = 200 MB/
秒
2 Gb = 200 MB/
秒